児童サービス論で頑張っています!第2弾

地域創造学科2年の泉志帆莉です。
 「6月6日」の記事に引き続き、司書資格を取るために必修となっている、昼間主・夜間主合同の授業、「児童サービス論」の様子をお伝えします。
 今回は6月8日に、稚内市立港小学校の6年生を対象に、「朝読書」の時間に読み聞かせ活動を終えてきたチームを取材しました。港小学校では、「朝読書」という名前で、朝のホームルームの時間帯に「本を読む時間が10分間」取られています。



                     授業練習中の風景(6月8日)


 「朝読書」での活動を終えて、チームの方々は、「無事終わりました!」「緊張したけど楽しかった」と安堵の表情で語ってくれました。読み聞かせに使ったのは『おおきな木』という本です。
 最初は落ち着きのない子もいたそうですが、読み聞かせが始まると集中して聞いてくれていたそうです。
 今回の経験のなかから、絵本の持ち方や、どうすれば子どもたちに聞きやすく、しかも自分たちが読みやすいか、といった次回への課題も見えてきてよかった、と話してくれました。

 また、このチームは6月21日にも、同じく稚内市立港小学校での読み聞かせ活動を控えています。読むのは『だいじょうぶ だいじょうぶ』という本です。次は、読み聞かせだけではなく、コンピューター関係の仕事の話と、医療関係の話を交えた、道徳の授業での活動です。「授業案づくり」にも熱が入っています。



               絵本の読み聞かせ練習の風景(6月8日)
 
 取材に行くとメンバーの3人は、「朝読書」での活動経験をもとに、自分たちの立ち位置など、細かな部分も含めた全体の流れのなかでリハーサルをしていました。実際に使われている手作りのリハビリ器具を使って、「見せる(魅せる)工夫」を凝らした当日の授業が楽しみですヽ(*^^*)ノ


文献
シェル・シルヴァスタイン.『大きな木』篠崎書林,1976,978-4784101481.
いとう ひろし.『だいじょうぶ だいじょうぶ』講談社, 978-4061323353.


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