「学社融合」に対応できる「児童サービス論」の授業風景

情報メディア学科4年の藤原聖経です。

 「6月13日」の記事に引き続き、司書資格を取るために必修となっている、昼間主・夜間主合同の授業、「児童サービス論」の様子をお伝えします。
今回は6月21日に行われた、稚内市立港小学校での「道徳授業」の様子とそのリハーサルについてお伝えします。
6月16日に行われたリハーサルには、稚内市立東小学校の前校長先生であった加藤良平先生に来ていただき、直接指導をして頂きました。その結果、問題が多くみられたこともあり、本番に向けた全面的な調整を行いました。

 さて、いよいよ本番当日です。


              1・2年生の合同授業(「道徳」)

いよいよ、1年生と2年生を対象とした道徳授業が始まろうとしていた。
しかし、私たちが想定していた反応の10〜20倍のすごさである。
とにかく騒然この一言に尽きるだろう。
これから授業というのに兎に角すごかった。
しかし、本を読み始めると、「しーん」場は一気に静寂へと姿を変えたのだ。
驚いた、こうも集中できるものか。
しかし、否、やはりというべきか。
そう長くは続かない。
絵本に対する声が数々聞こえ出した。
これはいい反応ではあるが、授業をしている学生たちは四苦八苦だ。
絵本を読み終え、絵本の感想や約束事の話になると、しっかりとした答えが返ってきた。非常に良い授業になったと思う!




                6年生の授業風景(その1)

続いて、6年生を対象とした道徳授業が始まった。
さすがは6年生というべきか、落ち着いた態度と回答をしてくる。
6月16日に行われたリハーサルで指摘されていた問題点が改善されており、学生のテキパキとした行動が光る。
こちらも、とても良い授業になったと思う。


                       6年生の授業風景(その2)


 発表が終わって、港小学校の島田校長先生からご講話をいただいた。
先生からは、まず1,2年生の授業は上手く子どもへの受け答えが出来ていて素晴らしかった。また、6年生の授業は職業紹介というキャリア教育の側面もあり、具体的なリハビリテーションという設定もあり、全体として題材が今の6年生たちにとても合っていてよかったと、お褒めの言葉をいただいた。


             稚内市立港小学校での取材風景(インタビュー)

追記
〜広報班の頑張り〜
 『稚内北星学園大学ニュース』担当の学生が、1・2年生の「道徳授業」を終えてから、1年生の担任の先生にインタビューをいたしました。
 というわけで、広報班も頑張っています。
 次は、いよいよ7月3日の「読み聞かせイベント」開催です。


関連記事:2011.06.06「児童サービス論で頑張っています!」http://d.hatena.ne.jp/wakhok1987/20110606/1307343744
2011.06.13「児童サービス論で頑張っています!第2弾」http://d.hatena.ne.jp/wakhok1987/20110613/1307928164