児童サービス論で奮闘中!

 はじめまして。
 地域創造学科夜間主2年の佐藤哲也です。
 泉志帆莉さんによる前回6月13日の記事から引き継ぎ、7月3日に開催予定の「読み聞かせイベント」に向けた、6月28日(日)の授業風景をお伝えします。
 今回は1班1教室に分かれて、他の学生たちはオーディエンスとなって各班の発表について意見を述べ合う形式で行われました。
 まずはA班の様子です。
 この班では、『おまえうまそうだな』の読み聞かせを行います。
 まずは、ペープサートの練習です。ペープサートというのは紙人形劇のことです。例えば、登場人物が描かれた紙に棒を付けて演じます。手作りペープサートを使って、子どもたちとコミュニケーションとり、そこから絵本の世界へという流れを考えたものです。


              ペープサート練習




                  大型本で行われた読み聞かせ練習

 次にB班です。この班では『にんじんとごぼうとだいこん』の読み聞かせを行います。道具等は使用せず、司会と読み手二人というシンプルな読み聞かせですが、まるで舞台の役者のように「大きな声」と「物語に合わせた声の強弱」や「アドリブのように司会者と読み手とオーディエンスへの質問や声掛け」を演じていました。




                   練習も、「あいさつ」から始まります

 最後にC班 です。ここは、名作『どろんこハリー』の読み聞かを行います。
 こちらの班は二人です。司会と読み手に分かれ、発表していく形式です。


                    構成を考えながら練習しています


 各班が発表を終えた後、オーディエンスからの質問や意見などを交わす場を設けました。そこでの意見を今後の参考に、再度、発表内容の修正が行われ、今回の「中間発表」は終了となりました。
 各班とも熱意ある発表でした。
 当日の発表がとても楽しみです。

文献
『どろんこハリー』作: ジーン・ジオン絵: マーガレット・ブロイ・グレアム訳: わたなべ しげお 福音館書店、1964年。ISBN: 978-4-834-00020-7
『にんじんと ごぼうと だいこん』作:(日本民話)絵:和歌山 静子、鈴木出版、2007年。ISBN: 978-4-790-25160-6

(大型絵本)
『おまえ うまそうだな』作・絵:宮西 達也、ポプラ社、2006年。ISBN: 978-4-591-09262-0


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